2012年02月27日(月)

「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる」詩篇37:5



主のみこころを知るために、又、祈りに答えられるために、主に明け渡すこと、ゆだねることが大変重要だ。ある著者が著書の中で、こんな事を記していた。重病で非常な苦しみの中で、「主よ。癒して下さい」と必死に祈り、何度も〃祈り続けた。しかし、全く答えが無かった。主から何の応答もなく、もう疲れ果ててしまい、すべてを明け渡した。

そして「主よ。私には、なぜこのような事が起きるのか全く理解できません。しかし、もしあなたが、私の残りの生涯、私が病人でいることを望まれるのであれば、それでもかまいません。OKです。主よ。それはあなた次第です。とにかく、良くても、悪くても、私をあなたの御手の中に置きます。ただ、あなたに仕えさせて下さい」と祈った。その時に奇跡が起きて、癒されて行った。

主に委ねるとは、イエスでもノーでも、右でも左でも、白でも黒でも、癒されようと、癒されまいと、みこころのままでOKです、ということだ。その時に、主が来て下さり、みこころを成し遂げて下さる。こうでなければ嫌だ、これ以外の道は受け入れられない、との強い自分の思いがある時には、みこころは決してわからない。自分の思いを明け渡して行く時に、必ず前に進んで行ける。今、自分自身の状態はどうだろう。
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病なら癒されたい、辛い時なら早く楽になりたい、欠乏なら満たしをと、祈りはいつも自分の願いが最優先になる。ゆずれない思いはそのままに祈るが、最後には、あなたの御心が成りますようにと、全て主にお渡しして祈りを終えたい。