2012年03月29日(木)

「供え物をささげようとしているとき、もし兄弟にうらまれていることをそこで思い出したなら・・まずあなたの兄弟と仲直りをしなさい」マタイ5:23


ある人が、対人関係において失敗をしてしまった。仲間を深く傷つけてしまったのだ。不用意な、とげのある言葉であり、自己中心の罪ゆえだった。御霊に照らされ、肉による自分の罪であった事が、はっきりと示された。周りの人々にも嫌な思いをさせ、自らが引き起こした事だった。御霊は語りかけられた。悔い改めるよう、そして相手にも謝罪するよう示された。

自分の愚かさを認め、謝る事はプライドが傷つく事であり、恥ずかしい、絶対にしたくない、回避したい事であった。自我は拒むが、しかし、自らの罪であり、御霊は促され、迫られた。とうとう傷つけた相手、又、嫌な思いをさせた一人〃に謝る決心をした。赦してもらえなくても、仕方の無い事だ。しかし、勇気を出して、謝罪した時、当の相手は、快く赦してくれた。他の人々も同様だった。赦される事の喜びと平安に心が満ちた。天にも上るような喜びであった。

もし、赦しを拒否されたら、その人々と気まずくなり、その交わりが断たれるところだ。傷つけた自分自身も傷を持ったままだったろう。主は、悔い改めと謝罪を大いに祝福して下さり、赦されたばかりか、その当人とは大の仲良しになってしまった。あなたも、謝るべき相手があるだろうか。御霊の示しがあるなら、実行しよう。大きな祝福を経験する。
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御霊の促しを無視したままで、御前に祈ることは出来ない。主の前にまず平安でおれるよう、人との間に平和を保てるよう、謝るべき相手がいるなら、悔い改め心から謝れるように祈ろう。