2013年11月28日(木)

「あの大きな町ニネベに行き、これに向かって叫べ・・しかし、ヨナは主の御顔を避けてタルシシュへのがれようとし、立って、ヨッパに下った」ヨナ1:2




ヨナはニネベに宣教に行くよう神の命令を受けた。しかし、ニネベは敵国であり、ヨナの気に入らなかった。神に従わずに、丁度渡りに船で、反対方向の船があり、タルシシュに向かい逃亡した。まさに「肉の願うことは御霊に逆らい、御霊は肉に逆らう」だ。ヨナの自我が御霊に逆らう。しかしそんなヨナに、神の愛は決して変わらず、見捨てられなかった。

神は大嵐を起こし、その結果ヨナは海に投げ込まれる事になった。神は大きな魚にヨナを飲み込ませ、神がヨナの命を救い守られた。この後もヨナはニネベの人々が悔い改めると、機嫌を損ねる。これぞ肉、自己中心、わがままだ。あなたも思い通りにならない事にすねていないか。ヨナは自分の姿だろうか。そんな自分を明け渡す時に、御霊に従って生きる事ができる。

3日3晩その魚の腹にいた。すべてが神のご計画の内であった。神はヨナを魚の腹に隔離され、そこで一人きりであった。神の御前に置かれた。私たちも余りに多忙で祈る時間、考える時間すら無くなると、世の凄まじい勢いに飲み込まれ、自分を見失ってしまう。神の御声を聞けなくなる。主のための時間が無いほど、忙しいなら要注意だ。又、今、御心に従いたくなくて、御顔を避けようとしてるだろうか。ありのままの気持ちを主に訴えよう。受け止めて下さる。従えるよう助けて下さる。
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主にあって歩んでいる時は平安で喜びが共にあるが、肉の思いを見て行くと、とたんに様々なストレスでいっぱいになる。一人で全てを背負ってしまっているかのようだ。ヨナのように逃げ出したい日は、主が共にいて受け止めて下さっていることを思い出そう。