2015年02月26日(木)

「もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬのです。しかし、もし御霊によって、からだの行ないを殺すなら、あなたがたは生きるのです」ローマ8:13



私たちは、主を信じて救われた時に、御霊が内住して下さった。内
に御霊がおられる。又、古い罪の性質もそのままあるので、天に帰
るまでは、肉と御霊が戦い、古い性質と新しい性質が葛藤しつつ、
主のかたちへと変えられ、成長して行く。日々に御霊の声に聞き、
御霊に従い、御霊に導かれて歩む事が大切だ。

例えば、一日の始め、「祈りの時を持とう」との声がする。しかし、
別の声が聞こえる「早く出勤の用意をしなくては」「時間が無い」
「今は祈る気分ではない」「また後で」。対人関係で、腹の立つ状
況が生じる。一つの声は「今すぐ言い返せ。スカッとするぞ」別の
声は「まず祈ろう」。いつも御霊の声と肉の声、二つの声が聞こえ
る。

そして私たちは、祈っていなければ、ほとんど肉の声に従ってしま
う。肉の思いの方が楽で、気持ちにフィットして来る。自然に感じ
る。だから、御霊に導かれ、恵みの中に生きる事ができず、いつも
肉の歩みを繰り返してしまう。又、妬みや敵対心があると、平安が
無く、罪意識があるので、何とかしようとする。

愛さなければと思う。愛そうとするが、どうやっても愛することは
できない。心は苦しくて辛い、どうする事もできない。自分の力で
は出来ない。自分には出来ない事を認めて、御霊に明け渡して行く
時に、御霊に導かれる。そして、御霊によって、愛する事ができる
ようにされる。解決は御霊に導かれる事だ。
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自然に流されてしまう肉の声と違い、御霊の声に従うためには選択
と、意志をもって動かなければできない。まず「できない、助けて
ください」の祈りからはじめよう。