2015年03月29日(日) 「もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、 誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります」ヤコブ 3:14
「もしあなたがたの心の中に、苦いねたみと敵対心があるならば、 誇ってはいけません。真理に逆らって偽ることになります」ヤコブ 3:14
主の御心を求めようとする時に、主は、み声をかけられる。御言葉 を与えて導かれる。だが、サタンも同じ事をして、妨害しようと働 いて来る。主のみ声とサタンの声、どちらの声も聞こえて来る。主 がサタンの試みを受けるために荒野に行かれた時、サタンは「あな たが神の子なら、この石がパンになるように命じよ」と誘惑して来 た。 「あなたは神の子なのだから、この石をパンに変える事ができる、 そうしたら」と。つまり、主ご自身がこの石をパンに変えて食べよ うかと思われた。サタンは思いの火矢を吹き込み、誘惑して来る。 その誘惑に対し、御言葉で立ち向かわれた。「『人はパンだけで生 きるのではなく、神の口から出る一つ一つのことばによる』と書い てある」と退けられた。 私たちが神の声とサタンの声を見分けようとする時に、もし心に、 悔い改めていない罪があるなら、妬みや憎しみをそのままにしてい るなら、苦い根があるなら、サタンの足場を与え、サタンの声を、 神の声と間違ってしまう。 「もし心の中に苦い妬みと敵対心があるなら・・真理に逆らって偽る ことになる」「妬みと敵対心のあるところには、秩序の乱れとあら ゆる邪悪な行ないがある」。 邪悪な思いのまま、識別しようとするなら逆方向へ行く。「上から の知恵は、第一に純真であり・・あわれみと良い実とに満ち・・みせか けのないもの」、心に妬みや敵対心の「苦い」ものがあるなら、悔 い改めよう。 「すべての悪意、すべてのごまかし、色々な偽善やねたみ、すべて の悪口を捨てて」とあるように、さやかに主の御声が聞こえるよう に整えて頂こう。 ・・・・・・・・・・ いつも二つの声がある。祈りがなければ、拠り頼んでいなければ、 正反対の方向に進んでしまう。悪意、ごまかし・・悪口を捨てて= 悔い改め、悔い改めて、血潮で赦され、赦され、平安の中を歩んで 行ける。赦された平安の中で、主の御声がわかって行く。