2002年05月29日(水)

「しかし、主はヨセフとともにおられ、彼に恵みを施し、監獄の長の心にかなうようにされた」(創世記39:20)

雇い主に不当な扱いをされている
人々、対人関係で裏切りに会った
人々、親に受け入れられない子供
達、これらの場合、どう状況を捕
らえたらいいのか。ヨセフの物語
から教えられる。兄弟の嫉妬によ
り奴隷商人に売られてしまった。
その時の心の痛み苦しみはいかば
かりであったろう。しかし、ヨセ
フは数々の苦しみの中で、主と共
に歩み続けた。第一に神との交わ
りを持ち続け、主人の下で懸命に
働き、どんなに不当な扱いを受け
ても、神に身と心を委ね続けた。
神を信じ続けた。人に拒まれれ不
当に扱われる事はあるが、神は決
っして私達を拒まれる事はない。
見捨てられる事も無い。どんな
状況の中でも、目を留め深く愛
して配慮下さっている。苦しみ
の時こそ、神とよく交わり続け
る事だ。脱出の道が備えられて
いる。耐えられない試練は来な
い。神の御手の中におる事は一
番の安全。