2016年09月28日(水)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる」箴言29:25



ある人が職場の付き合いで悩んだ。しょっ中、飲み会がある。した
くて参加するなら良いが、自分は飲まないし、頻繁には苦痛でたま
らず、もっと他の事に時間を使いたい。したい事が様々ある。しか
し断れなくて、嫌々ながらズルズルと参加していた。深夜までの日
が続くと、心身共にしんどくてたまらない。それなら断ればと思う
が、そこが自分の弱さだった。

断る事ができない。「ノー」が言えないのだ。人にどう思われるか
が気になって仕方がない。ある日、祈りの中で、そんなズルズルべ
ったりな自分の姿が見せられた。人を恐れている。主に従っていな
い事に気づかされた。人の目ばかりが気になり、主も、信仰も、飛
んでしまっていた。

主ではなく、人に良く思われたいと思っている自分に気づかされた。
ことごとくを主に告げ、御前に切に祈った。「人を恐れるとわなに
かかる。しかし、主に信頼する者は守られる」。「主に信頼する者
は守られる」との御言葉に励まされ、そうだ!と思えた。自分は自
分で良いとの思いが来た。

そして主の力によって、信仰によって、断る事ができた。そして主
に従う決心をした時に、仕事も対人関係も主が守られたのだ。
「ノー」が言えた事が、何よりも神のみわざで、信仰の前進であっ
た。「弱さ」の中にこそ、御力を現して下さる。主のもとに行こう。
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自分には「ノー」が言えないが、そこが弱さだと気付いたなら、そ
れを祈りとできる。目の前の人間関係は大きな影響力に見えるけれ
ど、真に頼るべきお方が私たちを心配し、生きて働いてくださる。