2017年11月28日(火)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる」箴言29:25


私たちの心を乱し、落ち込ませるものに、人からの評価がある。人
にどう思われているか。人の自分への言葉や態度を気にし、即、反
応してしまう。今までを振り返ってどうだろう。心が暗くなった時、
沈んだ時はどうだったか、人の言葉に振り回されていなかっただろ
うか。

ある人は信頼していた人に、陰で悪口を言われ、ある事無い事を言
われ、大変なショックを受けた。その後、人に対して恐怖を感じる
ようになり、人と関わる事を避けるようになってしまった。恐れや
不安を、祈りに持って行った時、「人を恐れると罠にかかる」と語
りかけられた。恐れには罠があると。落とし穴がある。人を恐れる
と、ますます対人恐怖症に陥ると。

サタンは人を恐れでがんじがらめにしたい。そして日々を台無しに
したいと思い、画策している。「しかし主に信頼する者は守られる」
とあり、主に信頼して行くことが、恐れから解き放たれる道だ。主
に信頼するとは、御言葉にとどまり、御言葉に目を留めて行くこと
だ。ある人は、無視して来る相手がいたが、祈り、こちらサイドと
しては、「自分を愛してくれる者を愛したからといって、何の報い
が受けられるでしょう」

「愛は礼儀に反することをせず」「異邦人の中にあって立派にふる
まいなさい」に従い、返事があろうと無かろうと、挨拶をし続けた。
すると、とうとうある日挨拶が返って来た。そして何よりも、その
間、心が恐れから、守られていた事に気づかされた。
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人の感情やその場の空気に敏感であっても、人との関係のみを見て
いくと捕らわれてしまう。人を恐れ自分自身を見失ってしまわない
よう、見るものは全能の御神と、御心の中を歩んでいこう。