2018年03月29日(木)

「また、みことばを実行する人になりなさい。自分を欺いて、ただ 聞くだけの者であってはいけません」ヤコブ1:22


聞いた御言葉を実行する時に、初めて実を結ぶ。聞くだけで、もし
実行しないなら「自分を欺いて」いると言っている。まず御言葉の
聞き方はどうだろう。自分の事として聞かず、他人事に聞いてしま
う。あの人に、この人にぴったりだった・・。又、観客が、映画でも
観るように、傍観者として聞いている。自分の事として聞いていな
い。良いお話になる。

種蒔きのたとえの、道ばたに落ちた種だ。自分に語られた言葉とし
て受け取らないなら、心に入る事がない。又、この御言葉はもう知
っている、との態度で聞く時にも、頭で聞いていて、御霊によって
聞かないので、心に入らない。サタンが種を奪って行ってしまう。
種が根付かない限り、実を結ぶ事が無い。

私たちの聞き方はどうだろう。他の事を考えながら、御言葉を聞い
ていると、右から左へと何も残らず流れてしまっている。サタンの
妨害だ。サタンが次ぎから次へと思いを吹きつけ、御言葉を入れさ
せない。自分では聞いているつもりなので、気づかない。

御言葉を聞く時には祈りが必要だ。祈って自分の事として受け取る
時に、御霊の助けのもと、心に入って来る。そしてその聞いた御言
葉を、聞くだけで実行しないなら、「生まれつきの顔を鏡で見る人
のよう」だと言っている。鏡で自分の顔を見て立ち去ると、すぐに
忘れてしまう。

御言葉は鏡であり、自分の本当の姿を映し出してくれる。罪を示し、
心の動機を映し出す。悔い改めて、正す事が、御言葉を実行するこ
とであり、その行ないによって祝福される。その時に、実を結び、
成長して行く。

・・・・・・・・・
御言葉を聞いて、心恵まれて、良かったとそれで終わるなら、聞く
だけの者で、自分を欺いていると言われている。すぐに忘れてしま
い、聞かなかった事と同じになる。御声を聞いて示された事を祈っ
て実行してみよう。どんなに祝福されるか経験して行ける。