2018年04月28日(土)

「そこで、主は、カインに仰せられた。『なぜ、あなたは憤っているのか。なぜ、顔を伏せているのか』」創世記4:6



カインとアベルが二人共、主に献げ物を持って来た。カインは地の
作物から持って来て、アベルは、最良の初子の羊を、自分自身で持
って来たとある。すると、アベルの献げ物は受け入れられ、カイン
の献げ物は受け入れられなかった。神のえこひいきだったのか。し
かし「私たちの神、主には、不正も、えこひいきもない」と御言葉
にある。

受け入れられなかったカインはひどく怒り、顔を伏せた。そのカイ
ンに、主は「なぜ憤っているのか、顔を伏せているのか。あなたが
正しく行なったのであれば受け入れられる」と。つまりは、カイン
は正しく行なっていなかった。又正しい心で行なっていなかった。
神が正しくないと言われているので、悔い改めたら良かった。

カインは怒りで、顔を伏せていた。心閉ざしてしまった。主に、ど
のように献げたらよいのか聞けば良かった。自らの気持ちを告げて
行けば良かった。しかし心頑なにし、拒否し、怒りは増幅して行っ
た。怒りは罪を引き起こして行く。罪が戸口で待ち伏せしてると。
主は、罪を治めるようにと警告された。罪を治めるとは、罪を告白
し、悔い改め、十字架の赦しを受け取ることだ。

しかしカインは、怒りの矛先がアベルに向き、妬みが激しい憎しみ
となり、殺人へと至った。弟を殺害してしまった。どんな時にも、
愛して下さっている主に、顔を伏せないで、向いて行くことが大切
だ。豊かな赦しが備えられていて、御心へと導いて下さる。主に向
いて行こう。
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最初に気づいた心の苦さをすぐに主に差し出せば、新たな道に進め
るのに悔い改めを邪魔する肉の思いがある。主に差し出そう。主は
あふれる恵みをもって光の中に連れ戻してくださる。