2018年10月29日(月)

「天では、あなたのほかに、だれを持つことができましょう。地上では、あなたのほかに私はだれをも望みません」詩篇73:25



詩篇記者は、悪者が栄えるのを見て、落ち込んだ。彼らは楽しそう
で、豊かで肥え太っていて、何の苦しみもなさそうだ。悪者は安ら
かで、富を増している。それに引きかえ、自分は惨めで、苦しみば
かりで、何の良い事もない。この足はたわみそうで、歩みは滑るば
かりだ。なぜ神を信じない者が、肥え太り栄えるのかと。

不平不満で一杯だ。その彼が、神の聖所に入り、光が与えられた。
実は彼の不満や妬みや愚痴や、様々な悩みの原因は、神の近くにい
なかったことによるとわかったのだ。本当の問題は、様々な事柄や
状況ではなく、自分と神との関係だった。それが信仰にとって根本
的なことだ。私たちも同様だ。

愚痴や不平で一杯になる時、イライラ状態の時、本当の問題はその
状況でなく、自分と神との関係だ。神にとどまっていないから、平
安無く、喜び無く、心が荒んでイライラしている。それに反して、
神と親しい交わりの中にいる時、状況がどんなに波風逆巻いても、
大嵐の中でも、心は霊の喜びと平安に守られる。

神の近くにいる事が幸せであり、問題が問題でなくなる。一番大切
なことは、神との関係だ。今、神との関係はどうだろう。神に、御
言葉に、とどまっているだろうか。主との親しい交わりにあるだろ
うか。もし離れていたなら、すぐに立ち返ろう。主との親しい交わ
りにある時、どんな中でも、幸せであることができる。
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人が羨ましく思えたり良く見えるとき、神から目がそれていること
に気づく。気づけ戻れることが感謝だ。神の最善を受けていること
に感謝し、神の近くにいることのしあわせを喜ぼう。