2019年07月29日(月)

「もし肉に従って生きるなら、あなたがたは死ぬのです。しかし、 もし御霊によって、からだの行ないを殺すなら、あなたがたは生き るのです」ローマ8:13


私たちは新しい性質と、生まれつきの古い性質がある。天に帰るま
で、常に二つの性質が葛藤して、成長して行く。御霊に導かれてい
る時は、平安と喜びの中で、生き生きと生きて行ける。だが、古い
性質、肉に従って行くと、途端に信仰生活が苦しくなる。イライラ
し、裁く心や、敵対心や妬みが出て来る。そして周囲に害毒を流し
てしまう。普段からの証しを台無しにしてしまう。

ある婦人が、夫の言葉に傷ついた。腹が立ち、言い返して、責めよ
うとしたが、これは言ってはいけないとの感覚が来た。御霊に止め
られた。怒りがあるまま、言葉を発してはいけないと。喧嘩になっ
て、言い合いになるのが、目に見えている。言わずに、まず祈ろう
と、その夜一人の時間に祈りの時を持った。

怒りや恨みを、ことごとく主に告げて祈っていた。主に聞いて頂く
と、心が落ち着いて来て、悪気の無い夫の心が見えて来た。何であ
んなにカッカしたのだろうと冷静になれた。心はすっかり平安にな
った。すると翌朝、夫が「言い方が悪かったと思う。ごめん」と謝
って来た。

怒りをぶつけなくて良かったと、心から主に感謝した。肉に、自我
に、従って行動するなら、自分自身は平安無く、喜び無く、更なる
怒り、敵対心、憎しみに支配されて行く。そして周囲にも害毒を流
す。しかし御霊の導きに従うなら、平安と喜びがあり、周囲にも主
を現わして行く。

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天に帰るまで、新しい性質と古い性質である肉はあらがう。御霊は
新しい性質に働きかけ、サタンは肉に働いて来る。流されたままな
ら肉の方へ向かい、肉を選んでしまう。まずそこで見上げ、助けを
求めて祈ろう。御霊の助けが来る。助けられて御霊の方を選んで行
ける。