2020年06月28日(日)

「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこ ころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ・・」 ローマ12:2



御言葉を聞いた時に、心の内の反応はどうだろう。「〜しなさい」
と聞くと「いや、そうすれば、周囲と異なり、変に思われる。」
「〜したら、自分の立場が悪くなる。浮いてしまう」「それは犠牲
が大き過ぎる。時間と労力がとられるのは困る」。御言葉と同時に、
「ん?」「でも」ああだ、こうだと様々な思いが浮かぶ。

サタンが働いている。その思いの方が強くなり、「ほんとにそんな
事、示されのか?」「思い違いでは?」と、サタンがどんどん攻め
て来る。「無理、無理」とサタンに説得されてしまう。結局、御言
葉を行わないままに終わる。御言葉を聞くが捨ててしまう事になる。

肉の思い、世の価値観にサタンが働いて来て、御言葉を妨げ、世と
調子を合わせる事になってしまう。御言葉を喜んで聞くし、学ぶの
だが、主の言葉よりも、常に自分の思いが優先されてしまい、そう
であれば、御言葉が結実して行かない。

そして御言葉を学ぶのだが、授業を聞く感じで、頭ではわかるが、
何だか神がよくわからず、傍観者的で、もう一つ実感がない。どこ
が問題なのだろうか。御霊の語りかけが来た時に、自分の肉の思い
の方を、無意識に選択して、従ってしまう。根深い古い価値観があ
る。

エデンの園で、善悪を知る木の実を食べた時に罪が入ったが、善悪
を自分が判断し、自分が正しいと思う価値観だ。御言葉より自分の
判断の方がすぐれていて、常識に合っていると思う。しかし肉の思
いの方を捨てて、御言葉に従う時に、自分が変えられて行き、もう
一つ実感の無い主が、親しくわかって行く。

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御言葉を聞く時に、常に自分の思いが同時に来る事をわきまえてい
よう。背後に、御言葉から離そうとするサタンが働いている。祈っ
て御言葉を聞き、御霊の助けを仰ごう。御霊は、主がわかるように
必ず助けて下さる。