2002年11月28日(木)

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」(ピリピ4:6)


 夫に先立たれた婦人が、三人の子供を
育てていた。長男は就職して働いていた。
そこは給料が良く、自分もその関連会社
に仕事を得た。長男と自分の給料を合わ
せれば、下の子供達の教育費をまかなえ
ると思っていた。ところが、長男の会社
が倒産し、自分の関連会社も閉じる事に
なった。ふたり同時に失業しその不安と
恐れは大変なものだった。教育費どころ
か生活費も無く、めども立たなかった。
不安と恐れで眠れなくなり、深夜に神の
御前に心のすべてを打ち広げ心を注ぎ出
して祈った。御言葉を与えて下さるよう
切に祈った。その時、ピリピ4:6・7
が語られ、その時、心に平安が満ちた。
今の状況のすべてをご存知で入て下さる
という安心が心をおおった。久しぶりに
ぐっすり熟睡できたのであった。