2022年02月26日(土)

「ダビデの時代に、三年間引き続いてききんがあった。そこでダビ デが主のみこころを伺うと、主は仰せられた・・」Uサムエル21:1



祈って祈って、祈り続けるのだが、幾ら祈っても答えが見えないと
いう経験があるだろうか。ダビデは3年間続くききんがあった。一
向に収まらない。その時、ダビデは祈ったのだが、それは飢饉がお
さまるように、ではなく「主のみこころを伺った」。この出来事に、
主の御心を求めた。

主はどう思われているのか。豊作を求めたのでなく、この事の原因
を尋ね求めた。するとその祈りは主の心にかない、即、答えが来た。
過去にサウルが、ギブオン人を殺すという罪を犯していたのだ。盟
約を結んでいたにかかわらずだった。サウルは罪を犯した。その罪
を主は見過ごされなかった。そこで、御心を知り、ダビデはその事
を対処した。

ギブオン人たちが求める通りに、その事の償いを果たした。「その
後、神はこの国の祈りに心を動かされた」御心尋ね、罪が示され、
その償いをした時に、主は祈りに答えられた。罪は祈りの妨げとな
る。罪がある時、祈りが聞かれない。「あなたがたの罪が御顔を隠
させ、聞いて下さらないようにした」。

ある牧師が大きな集いで説教を頼まれた。祈りに祈るが、幾ら祈っ
ても語るべき御言葉が来ない。日も近づき、焦りも来る中、尚も祈
り続けた。妨げがあるなら示して下さいと祈った時に、ふたをして
しまっていた、赦せない対人関係がある事を示された。恨み憎んで
いた。心から悔い改め、相手の祝福を祈った。その時、心が晴れや
かになり、平安に満たされた。そして説教は素晴らしく用いられた。

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とにかく目の前の、不都合な事態、辛い状況が無くなるように、変
わるようにと願いたい。しかし御言葉を見ると、災いは無く、主の
ご計画がある、主がしようとされている事がある、万事益と。主に無
駄が一つも無いなら、目の前の事に、主のみ思いを祈ろう。、