2023年06月28日(水)

「エリヤはだれのところにも遣わされず、シドンのサレプタにいた やもめ女にだけ遣わされたのです。預言者エリシャのときに・・シ リヤ人ナアマンだけがきよめられました。」ルカ4:26


ここに、エリヤの言葉に従った、貧しいやもめと、エリシャの言葉
に従った将軍ナアマンが出て来る。どちらも、従う事が難しい状況
だった。やもめは、ききんの中、食料が無くなり、最後の一握りの
粉で、子どもと共に食事をして、死ぬのを待つばかりだった。何と
いう事だろう。

らい病のナアマンは、エリシャにいやしを求めて会いに行くが、エ
リシャは顔も見せず、使いの者に伝言させた。ヨルダン川で7度身
を洗えと。ナアマンは激怒だ。ナアマンは将軍でありプライドが許
さなかった。それぞれにとり、厳しい状況であった。だが困難な状
況下で、どちらも神の言葉に従った。

やもめは、言われた通りに、最後の粉と油で、まずエリヤにパン菓
子を作った。彼女はエリヤの言葉に従った。ナアマンも怒って帰ろ
うとしたが、しもべの進言があり、それを聞き入れ、エリシャの言
葉通りに従った。すると奇跡が起きた。やもめは、ききんの間中、
かめには粉が尽きず、つぼには油が無くならなかった。そしてナア
マンは見事にらい病がいやされた。

ナザレの人々は、主を「ヨセフの子ではないか」と、メシヤと認め
ず、心が頑なで、全くの不信仰だった。だがやもめとナアマンは異
邦人ながら、主の言葉に従い、大きな祝福にあずかった。私たち
も、肉の目で御言葉を見るなら、人間的にしか見えない。そんな
事、あり得ない、出来ないと。しかしそうでなく、信仰持って従え
るよう、祈ろう。従えるように助けて下さる。
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主のあわれみにすがろう。主の御言葉に感嘆しても、他人事として
流すなら何もわからない。信仰を持って従い主が与えてくださった
恵みを経験していこう。力強く主を賛美して歩める。