2023年07月29日(土) 「毎日彼女が同じことを言って、しきりにせがみ、責め立てたので、 彼は死ぬほどつらかった。それでついに・・自分の心をみな彼女に明 かして言った」士師記16:17
「毎日彼女が同じことを言って、しきりにせがみ、責め立てたので、 彼は死ぬほどつらかった。それでついに・・自分の心をみな彼女に明 かして言った」士師記16:17
サムソンはナジル人で、力の賜物を与えられていた。それは主のた めに用いるよう、与えられた賜物だった。だが、彼はデリラに好意 を持ち、彼女の誘惑に勝てなかった。誘惑は少しづつ〃、しかし粘 り強く執ように、欲望に働きかけてくる。最初は、少しなら大丈夫 と油断してしまう。アルコールやギャンブル、薬物依存の人も、少 しならと思い、深みにはまって行く。 デリラはペリシテの領主達に、多額の金銭を提示され、彼の力の秘 密を探るようにと。デリラは彼に力の秘密を尋ねるのだが、3回も だまされる。しかし、しつこくサムソンにせがむ。毎日、しきりに せがみ、責め立てたので、サムソンは死ぬほど辛かった。デリラを 失いたくない彼は、ついに力の秘密を明かしてしまう。 髪の毛に秘密があったが、その髪の毛をそり落とされ、ペリシテに 捕らえられてしまった。「毎日、しきりにせがみ」、私たちもどう だろう。毎日しきりに執ように聞く言葉が、肉の言葉、悪魔の言葉 ならどうだろう。悪魔は、私たちの弱い所を的確に知っていて、毎 日しきりに攻撃して来る。それは妬み、憎しみ、貪欲、不安、思い 煩いかも知れない。 ずっと聞いていると、サムソンのように心の中で熟して行き、行為 へと及んでしまう。日々しきりに来ている悪魔の思いに、要警戒だ。 悪魔を拒否しよう。「彼は主が自分から去られたことを知らなかっ た」、何と悲しい事だろう。悪魔の言葉に聞くのでなく、主の教え を喜びとし、昼も夜も口ずさむなら、どんなに祝福で幸いだろう。 祈っていよう。 ・・・・・・・・・ サタンの誘惑、攻撃は執拗だ。何度も何度も、繰り返し繰り返し、 延々と攻撃、誘惑が来る。心をガードし、拒否する事が大切だ。 受け入れると罪を犯してしまう。サタンからのものだとよく踏ま えて、御霊の気づきを祈っていよう。