2024年03月29日(金)

「ここに、サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込ん で、イスラエルの人口を数えさせた。」T歴代21:1



ダビデはサタンに誘惑されて、人口調査という罪を犯してしまっ
た。人口調査自体は必要であり問題ないが、ダビデはその動機が間
違っていた。人口を事務的に調べるのではなく、ダビデのはそれに
よって、自分の力、自分の業績を誇ろうとする高慢によるものであ
った。

人口に関しても、全ては主のみわざであり、誇るべきは主であっ
た。ヨアブがそれに気づき、止めるよう進言するが、ダビデは聞か
なかった。そしてダビデは、罪を犯してしまった。ダビデの罪の結
果、疫病により7万人が打たれた。自らの罪は自分だけでおさまら
ず、周囲にも影響を及ぼす。

しかしダビデは罪を認め、悔い改め罪の赦しを乞うた。そして、3
日間の疫病という主の懲らしめを、罪の刈り取りを受け入れた。私
たちはどうだろう。主の御手から逃げようとするだろうか。罪の刈
り取りを、まっすぐ受け入れるという態度でなく、言い訳して、責
任転嫁して誰かを責める。

又、別の場合は、ただ自分を責めるばかりで、主に向かない。自分
に目が行くばかりだ。サウルがそうだった。彼は自分のした事を後
悔はするが、決して主のさばきの下に服する事をせず、何と霊媒の
もとへ行き、最後は自害してしまった。しかし、ダビデは、主のも
とへ行き、主の手に陥りたいと願い、主にすべてを委ねた。

私たちもダビデにならおう。罪を犯した時、隠れたり逃げたりせず
に、主のもとへ行き、悔い改めよう。主にお任せして、従って行こ
う。主のあわれみは深く、尽きないのだから。
---------------
常に狙い、そそのかしてくるサタンの恐ろしさと同時に主の十字架
の赦しの有難さを思う。何と感謝だろう。罪を犯したならすぐに主
に行き、悔い改めよう。主の赦しにあずかり生きていける。