2003年04月27日(日)

「ほんとうに自分の心の中で死を覚悟しました。これは、もはや自分自身を頼まず、死者をよみがえらせてくださる神により頼む者となるためでした」(Uコリント1:9)

     
神は私達に試練を与えられる。パウロも死を覚悟するほどの状況に陥った。試練についての多くの箇所がある。「愛する者を懲らしめる」「火のような試練」「キリストのための苦しみをも賜った」命さえも危うく
なったパウロも苦しみを受けた。苦難の最中の一番の誘惑は、苦しみに飲み込まれてしまって、神が見えなくなってしまう事だ。しかし、神は私達を単に苦しめるのが目的ではなく、苦しみを通して、神のみわざをなさる事が目的だ。苦しみのまっただ中で、神に真に頼るのが何かを知る。それまで、いかに頼っていなかったかを悟る。又、深い苦しみの中で、神がいかに真実なお方であり、苦しみの時に支えて下さるかを、周囲に示して行く。