2004年06月28日(月)

「わが父よ。できますならば、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの願うようにでなく、あなたのみこころのように、なさってください」(マタイ26:39)



 フランク・シナトラの有名な歌「マイウェイ」を聞いた事があるだろうか。
ファンの心を強く捕らえ共感を与えたようだ。自分の一度限りの人生を自分の好きなように生きようという自己中心な生まれつきの性質に合致する。思い通りにしたいというのは根本的な罪の性質だ。誰にでもある。自分の好きな事だけして好きに暮らしたい。誰にも邪魔されたくない。「すべて心の決めたままに」との歌詞の通りに。しかし、神の世界は正反対だ。自分の意志を明け渡して、神の意志を自分の意志として行く。自己中心に自我に死ぬ事だ。肉の性質はどこまでも自己を主張する。自己崇拝、自己顕示、自分の賞賛。サタンと同じ性質。自分が神。これに死ぬ事が喜びと平安。
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自己崇拝、自己顕示、自分の賞賛が自分を最も不自由にしている事に気づかずどこまでも、心のおもむくままにを実践し、自分探しの旅に陶酔して行く。サタンの思うつぼだ。本当の自由は、全く自分に死んで行く事、もう自分を見ない事だ。