2004年11月27日(土)

「もし、あなたの敵が飢えたなら、彼に食べさせなさい・・あなたは彼の頭に燃える炭火を積むことになるのです。悪に負けてはいけません。かえって、善をもって悪に打ち勝ちなさい」(ローマ12:20)

争いは争いを生むだけだ。否定的なものから、何の良いものも生まれない。敵対心や憎しみの悪循環に陥るものだ。夫婦間で、親子間で、友人間で、学校で、職場で、表面的には繕っているが根深い確執があったりする。あなたはどうだろう。不自然でギクシャクしている相手がいるか。神のみこころは、自分に関する限り、すべての人と平和を保つことだ。憎しみからは、憎しみしか生まれない。神はその確執を終わらせる事を望んでおられる。それは赦しの愛と寛容、親切を持ってだ。敵に食べさせ、飲ませ、敵の必要を与え、愛情を示す事を通してだ。そうする時、神がそこに働いて下さり、相手の心に強烈なインパクトを与えて行く。従う時、聖霊が助けて下さる。神のみわざが現れる。
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否定的なものから、潤いや温もりは生まれない。どこまでも裁き合いの連鎖だけだ。自分に死んで主の示しを選び取る時、神の奇跡を見る。又、相手のある事なので「自分に関する限り、すべての人と平和」だ。万一相手が拒否したとしても、すべき事をし、自らは心全き平安にされ解き放たれる。