2005年09月28日(水)

「また立って祈っているとき、誰かに対して恨み事があったら、赦してやりなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの罪を赦してくださいます」(マルコ11:25)



ある人が友人と喧嘩した。祈る時、
とがめを感じた。それで、今は双
方傷ついており相手をそっとして
おいた方が良いと思いますとの祈
りをしていた。しかし、よくよく
自分の心を探ると、それは都合の
良い体裁で、実は相手にひどく腹
を立てていて赦したくないし、和
解もしたくない。相手が謝って来
るべきだと思っている。言い訳の
数々を並べ立て、自分正当化させ
ている姿を見せられた。自分の非
を決して認めない頑なな醜い自我
に気づかされた。聖霊の光に照ら
され、主の御前に悔い改める事が
出来た。翌日すぐ相手に詫びた。
すると相手も素直になれなかった
心の内を正直に話してくれ、その
場で和解ができた。益とされた更
に絆が深められるのを感じた。
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本当の自分を示されることは恵み
だ。気持ちを偽ったまま、見当違
いの祈りを重ねている事がある。
赦せない自分を神様の前に認める
事ができるなら、次の祈りへと導
かれていく。