2006年12月29日(金) 「私たちは良くても悪くても・・私たちの神、主の御声に聞き従います」エレミヤ42:6
「私たちは良くても悪くても・・私たちの神、主の御声に聞き従います」エレミヤ42:6
民は、エレミヤに、神の御声 に聞き従うと言いながら、ユダ にとどまれとの示しに従わなか った。良くても悪くても従うと 言いつつ、実は、エジプトへ逃 げる事をすでに決めていて、そ の承認印が欲しかったのだ。 私達はどうだろう。御声に従う ので、御心を求めると言いつつ、 実は心では自分の願望、決定が 確固としてあるのだ。それを保 障し、後押ししてくれる都合の 良い御言葉を探し出す。願望が 強いとそうしていて気づかない。 自分の思いを遂げて行き、無残 にも失敗する。ユダにとどまれ ばバビロンに殺されるのではと、 民は不安と恐怖におののいてい た。神が救い出すと語られたに も関わらず。御声に従わず安易 な方へ進んだ。私達も、自分の 肉の欲望の声に従うのは心地良 い。自分に都合良く、楽だ。 しかるに、神の御声は時として 厳しい。しかし、自分の都合に 御言葉を合わせると、民のよう に不信仰に陥り、神に反逆して 行く。 ------------------- まず肉が反応するのは仕方ない ことだ。しかし私達にはもう一 つの声がある。肉が反応しても、 御心を尋ね、御声を聞き分け、 選んで行くなら感情に翻弄され る日々から守られる。