2007年02月25日(日)

「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ・・わざわいではなくて、平安を与える計画であり・・将来と希望を与えるためのもの」エレミヤ29:11

エジプトで華やかな王子の地位にいたモ
ーセが、一転、ホームレス状態になって
しまった。エジプトからもイスラエルか
らも見捨てられ、誰も頼る人もなく逃亡。
パロに命まで狙われ、どんなに不安で孤
独で、お先真っ暗だった事だろう。てん
末を知っている私達は、すべてが神の計
画とわかるが。自分の力に頼っていたモ
ーセを、神が40年をかけて砕かれ、訓
練された。自らの力が失せた、自分を頼
りにしなくなった彼を、40年後、召し
出された。荒野はモーセ育成のためであ
り、何一つ無駄なく、すべてが必要で益
であったとわかる。しかし、この時のモ
ーセはどうだったろう。先はいっさい見
えない。エジプトと余りにもかけ離れた
境遇。王宮で得た教育も、武術も、財も
地位も人脈も、何の関係も無い世界。大
きな挫折感、孤独感、先への不安感があ
ったろう。この時のモーセには何も見え
ないが、神には大きな計画があられた。
指導者として、あらゆる面で整えられる
ためであった。今、あなたも先が見えず
真っ暗だろうか。あなた個人への神の計
画がある。良くして下さる。神を信じ、
信仰の目で現状を見よう。
・・・・・・・・・・・・
モーセ自身は真っ暗だったろう。荒涼たる
荒野で、挫折、空虚、孤独、不安を味わい
尽くしただろう。しかし、実は泉の湧く所
であり、神を深く知り、信仰の培われる場
であった。神のプランを信じよう。