2008年03月29日(土)

「わたしは、あなたがたに悟りを与え、行くべき道を教えよう」詩篇32:8

主の導きを求める時、「環境」をよく
見て行くことは重要だ。パウロが二度
も環境を通して、行く手を阻まれたこ
とは有名だ。アジアでみことばを語る
事を禁じられたので、フルギヤ・ガラ
テヤ地方を通った。ビテニヤに行こう
としたが、止められ、トロアスに下っ
た。神のご計画は、ヨーロッパへ福音
が伝えられる事であった。もし、神の
阻止がなければ、違う方向へ進んでい
たであろう。私達一人一人にも神のご
計画があり、行く手にストップをかけ
て導かれる。ある志があって、しかし
門が開かれず、状況が整わないなら、
それは神の御心ではない。入試や就職
試験、不合格なら神の御心でない。結
婚を考え、相手がノーであれば御心で
ないという、神からの答えだ。私達は
ストップがかけられると、導きを失っ
たと思い、親にはぐれて迷子になった
ような不安感に陥るが、そうではなく、
「ノー」という明白な「導き」だ。次
の導きを「待て」ばよい。しばしば、
閉ざされる事によって、はっきりと導
きを知れる。又、門が開かれたなら、
それは御心であり、その方向に進んで
行けばよい。御心の門は、ひとりでに
開く。神が開かれるからだ。自分で開
くのではない。必ず目の前の門が、開
かれて行く。御言葉、祈りによる平安
共に、状況をよく観察しよう。
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「ノー」は導きであり、それよりも更
に良い、遙かに高いご計画が備えられ
ているという事だ。主は導きの主であ
り、必ず行くべき道を教えて下さる。
環境の開き閉じを見ながら、耳を澄ま
して御言葉を聞きつつ祈ろう。