2001年08月29日(水)

「心を尽くし、思いを尽くし、知性を尽くして、あなたの神である主を愛せよ」(マルコ12:30)


 信号が黄色から赤に変わった時、前の車は
赤信号でも行こうとしたが、パトカーを見て
思いとどまった。違反切符を切られるからだ
もっともな理由だが、正しい動機だろうか。
私達が神の戒めに従う事について考えさせら
れた。私達が恐怖心から神の命令に従ったと
しても、殺人、盗み、嘘、姦淫、不品行など
の罪の悲劇はかなり減るだろう。しかし、神
は恐怖心から従うことを喜ばれない。
神は、戒めの第一に神を愛せよ、と言われた。
次に隣人を愛せよと言われ、この二つより大
事な命令は他にはないと言われた。私達神に
従う動機は、従わないなら罰せられるという
恐怖でなく、神を愛するからだ。みこころに
従う動機は「愛」だ。神が私達を救ってくださ
った動機が「愛」であるように、私達が神に従
う動機も愛以外の何であてもならない。
神を愛するとは神に従うこと。神を愛する者
は御旨に従う。私達は奴隷の霊を受けたので
はなく、子として下さる御霊を受けている。