2008年11月28日(金) 「あなたの判断が、ほめたたえられるように。また・・私自身の手で復讐しようとしたのをやめさせたあなたに、誉があるように」Tサムエル25:33
「あなたの判断が、ほめたたえられるように。また・・私自身の手で復讐しようとしたのをやめさせたあなたに、誉があるように」Tサムエル25:33
ダビデはサウルに追われ、逃亡し放浪生活をしていた。 しかし、それにも関わらず、困窮する者、負債のある者、王に不満を持つ者たちがダビデの もとにどんどん集まり、総勢600人にもなった。 パランの荒野にいた時、数千頭もの放牧をしている非常に裕福なナバルという人物がいた。 ダビデは使いを遣わし、食糧を求めた。というのも、当時それらの家畜をダビデたちが守っ ていた形になるので、親切を求めた。 ところが愚かで考えの無いナバルは、逃亡中のダビデを非難し、使いの若者たちを追い返した。 ダビデは400人の部下と共に報復に向かった。 事態をナバルのしもべが、妻のアビガイルに告げた。 このままだと主人や一家が殺されてしまうと。しもべは、本来ならすぐに主人に告げるはずが、 頑迷で強情で偏狭なナバルにではなく、聡明な妻に告げた。 アビガイルの判断と機転で、事なきを得た。しもべは、頑迷なナバルには言えなかったが、 聡明なアビガイルには言えた。 私たちはどうだろう。助言、忠言に聞く耳があるだろうか。ナバルは良い妻としもべのゆえに、 窮地を脱したが、その後、主に裁かれ滅んだ。 自らの愚かさのゆえに。私たちはまず何よりも、主の言葉に真剣に耳を傾けよう。 そして、愚かにならないで、主のみこころは何であるかを悟る者にされたい。 ---------------------------- 人生経験をつむうちに、人はどんどん傲慢で、頑迷になって行くが私達には、神様のルール がある。み言葉によって耕された柔らかい心で、謙遜にみ心を尋ね、従って行こう。