2009年03月11日(水)

「割礼は取るに足らぬこと、無割礼も取るに足らぬことです。重要なのは神の命令を守ることです」Tコリント7:19



サウルはサムエルから指示を受けた。「先にギルガルに下り、七日間待て。
私が行って全焼のいけにえと和解のいけにえをささげるから」と。

それでサウルはギルガルに下り、七日間待ったがサムエルは来なかった。
戦いは劣勢を極め、民は怯え逃げようとしていた。民をつなぎ止めるため、サウルは祭司にしか献げることのできない、いけにえを献げた。

又、アマレクとの戦いでは、すべてのものを聖絶せよとの命令にも関わらず、最も良いものを惜しみ、値打ちのないものだけを聖絶した。

祭司しか携わる事の出来ない事をするなど霊的資質を問われるが、まず、いけにえがどうのこうの、聖絶する、しないという事ではなく、「主の御声に聞き従わない」という事がサウルの問題だった。

「聞き従うことは、いけにえにまさり」と、御声を聞いて従う事が求められている。私たちはどうだろう。

重要な事は、神のために、「自分が」良いと思うことを行なう事ではなく、「神が」言われる事をよく聞き、行なっていく事だ。

手当たり次第に何か善行をすればよいでは、断じてなくて、神のみこころを行うことが最重要だ。自分の思いで進むと、サウルになってしまう。

大切な事は、自分がどう思うか、どうするかでなく、「神の御声」に聞き、従う事だ。
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一見、良いと思われることの中にも様々な肉の思いが混ざっている。何事も先走って行動するのではなく静まって、謙遜に御声を聞き、従って行きたい。