2009年06月07日(日)

「わたしはあなたがたにわたしの平安を与えます」ヨハネ14:27    



ハピーな事だけでなく、良いも悪いも、「すべての事を感謝せよ」とあるが、苦
しい、辛い事態を感謝して行く時、罪から守られる。

「嫌だ」「しんどい」「辛い」と思っている時は、相手をさばいているし、状況
も受け入れず、葛藤し、あがいている。だから、苦しい。

相手のせいにせず、環境のせいにせず、この事態を通して、神が何かを教えたい、
成長させたいと思っておられると、受け取るなら、そして感謝するなら、その時、
「平安」という何ものにも代えられない、素晴らしい宝物を得る。

すべての人が欲しいものは、この「平安」ではないか。富があっても、将来の不
安に怯え、今、平穏でも、続くはずがないと怯え、常に不安と思い煩いに追い立
てられる。

主は環境や状況に全く関係のない、影響を受けない「主の平安」を与えて下さる。

「何でこんな事が?」思ってもみない、不意の事態が臨む。突如の病発覚、経済
的困窮、子供の問題、対人関係の悩み・・そんな中で、極度の試練に関わらず、平
安に歩んでいる人々がいる。

「変える事のできるものは変え、変える事のできないものは受け入れる」。
自分を変える事はできる。しかし、相手を変える事はできない。状況を変えられ
る場合もあるが、変えられない状況もある。

変えられないものを、受け入れられるよう、祈ろう。でなければ、不毛の戦いを
する事になる。祈るなら、主が受け入れさせて下さる。その時、状況に関係なく、
心は平安で満たされる。

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主の下さる平安は、環境や状況に関係がない。思い通りでない状況に、感謝する
時、状況は同じなのに、不思議に自分の心が平安になる。心を変えて下さる。
そして、主が教えたい事が受け取れる。