2011年04月10日(日)

「見よ。聞き従うことは、いけにえにまさり、耳を傾けることは。雄羊の脂肪にまさる」Tサムエル15:22

サムエルはサウルに、自分が着くまで、7日間待つようにと命じた。自分がいけ
にえを献げるからと。そして、その7日間が過ぎたが、サムエルが来ない。民の
状況はと言えば、サウルから離れて行こうとしている。
それを見て焦り、サウルは自分で全焼のいけにえを献げた。そこにサムエルが到
着した。サウルが主の命令を守らなかった事を告げた。

又、アマレクを打ちすべてのものを聖絶せよ、と命令を受けた時も、最も良いも
のを惜しみ、どうでもよいものだけを聖絶した。そして、民が惜しんだのだと、
民のせいにした。

サウルのこれらの問題は何なのか。いけにえを献げるかどうか、聖絶するかどう
か、外側の行動の問題以前に、御言葉にあるように「あなたが主のことばを退け
た」「聞き従うことは、いけにえにまさり」彼の態度が、主に聞き従わないとい
うことだ。ここが問題だった。

私たちはどうだろう。神はこう言うが、この状況ではこっちの方が良い、神は言
うが、しかし・・と、自分の思いが強く、自分の思いで行動するだろうか。大切な
事は、どんな善をするかでなく、主の御声を聞いて、従うことだ。

今もし、御声をなおざりにして、自分の思いで進んでいるなら、立ち止まろう。
御声を聞き、従おう。豊かな祝福はそこから来る。

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サウルの間違いは、御言葉でなく、自分の思いを行なった事だった。民が離れて
行こうと、どうなろうと、サムエルを待つべきであった。良いと思う自分の思い
でなく、御言葉にとどまろう。御声に従おう。