2011年11月10日(木)

「私は今、あなたのしもべイスラエル人のために、昼も夜も御前に祈り」ネヘミヤ1:6


ネヘミヤはハナニから、エルサレムの城壁が崩され、門は火で焼き払われた状態である事を聞いた。深く悲しみ、断食して神に祈った。祈りの中で、重荷が増し加わる中、4ヶ月後、王の前に出た。しおれた悲しい顔つきであり、それを見た王は、ネヘミヤに尋ねて来た。心に何か悲しみがあるに違いないと。この時、ネヘミヤは、王に率直に心の内を話した。すると、王の方から「何を願うのか」と聞いて来た。王はネヘミヤの心の重荷を察した。そこで、ネヘミヤはユダの地へ送って再建させて欲しいと願った。王は願いを聞き入れ、快く送り出してくれた。

ここで学ぶ事ができる。ネヘミヤはまずエルサレムの現状を聞いて知った。私たちの信仰生活も同様だ。現状を、目の前の問題を正しく知る事によって重荷が与えられる。まず現実を知らない限り、重荷の持ちようがない。具体的にそれを祈りに持って行く時、更に重荷が与えられる。ネヘミヤは重荷が増し加えられ、何かをしたいと思った。

その願いは答えられ、神により、環境が目の前に次々と開かれて行った。そして、すべての必要が備えられて行った。私達もまず現状を正しく認識するところから重荷が生じ、祈りによって更にその重荷が深められ、具体的に行動するように導かれる。あなたにも主が見せておられる重荷があるだろか。祈りに持って行き、示された事を行なおう。
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正しい情報、より細かな現状を知った上で祈って行くと重荷が増し加えられ焦点を定めた力強い祈りに変えられて行く。具体的な示しに気づけまた行えるよう祈りに持っていける。