2013年08月11日(日)

「・・それぞれ自分自身の働きに従って、自分自身の報酬を受ける のです」Tコリント3:8



ここでパウロは、「それぞれ自分自身の働きに従って、自分自身の
報酬を受ける」と言っている。御言葉によると、自分のなした行為
に対してだけ、神に責任を負うことになる。ある婦人の夫は、ギャ
ンブルに飲み込まれていた。生活費をギャンブルに注ぎ込むので、
現実問題、生活が困るので、夫婦喧嘩が絶えなかった。

何とかギャンブルを止めさせようと、必死であり、そうなればなる
ほど、口論になり、逆に夫は更にギャンブルにのめり込む結果とな
った。彼女は苦しんだ挙げ句、教会へ行き、悩みを聞いてもらい、
聖書の学びを始めた。その学びを通して、教えられた。

今まで、何とか夫のギャンブルを止めさせようと、夫を変えようと、
不毛の戦いをして来たが、それは方向性が違うこと。自分自身が、
この問題に対して、どう応答して行くのか、祈り、御言葉に聞いて
行くこと、そして自分が主の示しに従って行くこと、神と自分の問
題であることを知った。

御言葉から、自分がいかに夫を見下し、軽蔑し、裁いていたかを示
された。夫のプライドを傷つけていて、ますますギャンブルに追い
やっていた事がわかった。心底自分の罪を悔い改め、夫にも自分の
高慢を詫びた。自分の心から裁きが消えて、平安が満ちた。

夫の長所がどんどん見えて、こんなに良い人だったことに驚かされ
た。自分が変えられ、夫も変わった。自分自身の事として、神に向
き合い、事態に向き合った時に、解決が来た。

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対人関係において、人がどうあろうと、目の前の問題は、神と自分
の間のことであり、「自分の問題」と受け止めた時に、解決が来る。
相手ばかりを見ているので、いつまでたっても何も変わらない。目
を転じて行こう。