2013年11月10日(日)

「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主は あなたの道をまっすぐにされる」箴言3:6


近隣、職場、学校で、嫌な相手と遭遇する。なるべく避けようとす
る。会いたくないので、そのように行動する。どうにもならないと、
職場を辞めて、次の仕事を探すことになる。しかし、又、次の職場
で、又、同じような相手に出会うのだ。

又、職場を変える。だが、同じ事が起こる。経験者がいるかも知れ
ない。何度も繰り返し、長年かかり、やっと相手でなく、環境でな
く、自分の問題だと気づく。これもなかなか気づかない。どう見て
も相手が問題だとしか見えないからだ。

これに気づいた時、状況は変わらないのに、帰るべき所に帰った深
い平安に包まれる。「羊のようにさまよっていたが、自分のたまし
いの牧者のもとに帰った」感覚だ。安堵感で心が満ちる。

ある人が、職場で、突然同僚から攻撃を受けた。どうも仕事上の事
で、自分の行動で、相手に不利益が生じたようだ。しかし、自分は
何も間違った事はしていない。悪口をあちこちで言われ、理不尽に
感じる。自分は被害者だと思う。

何で、何でと、辛くて、主の御前に静まり、心のすべてを打ち明け、
感情も受け止めて頂き、祈った。自分の心を探っていると、自分は
一方的被害者だと思っていたが、自分の心の奧には相手への妬み、
張り合い、又、裁く心がある事が示された。

高ぶりであり、意識もせず、思ってもみない事だった。主の御前に
悔い改めた。その時、辛い心に安堵、平安が広がった。この事を通
して、主と深く交われた事が、何より嬉しかった。

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目の前の問題に、まず主を認めよう。主を認めて行く時、御霊が
様々な気づきを与えて下さる。自分にも問題があることを気づかせ
て下さる。そして、平安へと導き、次の段階へと導いて行って下さ
る。