2014年03月10日(月)

「彼はわたしの名のために一つの家を建て、わたしはその王国の王座をとこしえまでも堅く立てる」Uサムエル7:12

ダビデは、主のために献げたいと神殿建設を願った。しかし、その願いは退けられ「あなたの身から出る世継ぎの子を起こし、彼の王国を確立させる」、彼の子が神殿建設を果たすと言われた。ダビデ自らが神殿建設をしたかったが、主からの答えは「ノー」だった。時に、私たちも、このような状況に出会う。自分の切なる願いが、はっきりと「ノー」と言われた時どうだろう。二つの態度が取れる。

一つは、思い通りにならない状況に、がっかり落胆してしまい、やる気を失い、又、いじけてしまう。もう一つは、「ノー」を、主からのものと受け入れ、では、主の御心が成し遂げられるために、自分はどう動けばよいのか、何をすべきか、何が出来るかを考える。ダビデは、主からの「ノー」を受け入れ、息子ソロモンが建設に当たるとの御心を知り、そのための準備に回った。これがダビデの信仰であり、素晴らしさであった。

政治的、経済的安定がなければ、神殿建設は不可能だ。ダビデは諸外国の敵と戦い、次々と勝利し、着実に基盤を築いて行った。「主は、行く先々で勝利を与えられた」御心に従うダビデに、主が連勝を与えられた。そして膨大な金銀の戦勝品を、建設資金に献げた。自分の思う道が閉ざされた時、ダビデにならおう。主の御心が成し遂げられるために、自分は何が出来るかを問おう。主は大きな祝福を備えていて下さる。
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誰でもがっかりするとネガティブな思いに満たされるが、いやそうではないと、そこから信仰に立ち直り、前向きに御霊の導きを聞いていこう。次にするべき自分の役割を主に尋ねることができる。