2014年05月11日(日) 「今にもペリシテ人がギルガルの私のところに下って来ようとして いるのに、私は、まだ主に嘆願していないと考え、思い切って全焼 のいけにえをささげたのです」Tサムエル13:12
「今にもペリシテ人がギルガルの私のところに下って来ようとして いるのに、私は、まだ主に嘆願していないと考え、思い切って全焼 のいけにえをささげたのです」Tサムエル13:12
サムエルはサウルに、自分がいけにえを献げるので、自分が着くま で、7日間待つようにと命じた。そして、その7日間が過ぎたが、 サムエルが来ない。民の状況はと言えば、サウルから離れ去ろうと している。それを見て焦ったサウルは、自分で全焼のいけにえを献 げた。 そもそも、いけにえは祭司しか献げることができないものだ。そこ にサムエルが到着した。サウルが主の命令を守らなかった事を告げ た。又、アマレクを打ちすべてのものを聖絶せよ、と命令を受けた 時も、最も良いものを惜しみ、どうでもよいものだけを聖絶した。 そして、民が惜しんだのだと、民のせいにした。 サウルのこれらの問題は何なのか。いけにえを献げる献げない、聖 絶するしない、外側の行動の問題以前に、御言葉にあるように「あ なたが主のことばを退けた」「聞き従うことは、いけにえにまさ り」彼の態度が、主に聞き従わないということだった。ここが問題 だった。 私たちはどうだろう。神はこう言うが、この状況ではこっちの方が 良い、神はそう言うが、しかし・・と、自分の思いが強く、自分の思 いのほうで行動するだろうか。大切な事は、どんな善行をするかで なく、主の御声を聞いて従うかどうかだ。 今もし、御声をなおざりにして、自分の思いで進んでいるなら、立 ち止まろう。御声に耳を傾け、その示しに従おう。それは主に喜ば れ、豊かな祝福はそこから来る。 ・・・・・・・・・・・・・ 自分の思いで、これは良い!と行なってしまって、失敗する。肉の 目には良く見える。これがベスト!と思えてしまう。しかし、主の み思いが一番大事だ。肉が御霊の実を結ぶ事はない。御声に耳を澄 まそう。そして示された事に従おう。