2014年12月10日(水)

「何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい」ピリピ4:6 



私たちは、思い煩いが来た時に、どのように対処するだろう。ただ
ただ沈み、暗闇に落ち込むだろうか。その事を考えると苦しくなる
ので、とにかく考えまいと逃げるだろうか。しかし、問題は現にそ
こにあり、どうにもならず、先延ばしになるばかりだ。又、問題自
体を解決して、何とか問題を無くしてしまおうとするだろうか。

しかし、簡単になど解決つかず、ますます思い煩いを深める事にな
る。主の対処法は、正直に、感情も気持ちも、問題も、何もかもを
主に告げよということだ。「何も思い煩うな」「願い事を主に知っ
ていただきなさい」そうすれば、「人のすべての考えにまさる神の
平安」が約束されている。

「神よ。私を探り、私の心を知ってください。私を調べ、私の思い
煩いを知ってください」の通り、ハンナのように心を注ぎ出し、つ
のる憂い、いらだちを何もかも主に告げて行く時に、主からの平安、
慰めで心が満たされる。信仰生活で、悩みや困難が次々と来る。
しかし、それらの悩みや問題の中で、気持ちも感情も主に告げて、
主と交わる時に、更に深い交わりへと導き入れられる。

そこで実際に主からの慰めを受ける。そして、後には、その苦しみ
を通って良かったと必ず思える。万事益とされる。「苦しみに会っ
たことは、私にとってしあわせでした」と言える。あなたの重荷を
主にゆだねよ。主が、あなたのことを心配して下さっているのだか
ら。
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信仰生活、こうするべきだとの知識は山ほどある。でも出来ない。
思い通りの結果が欲しい問題、避けて通りたい問題、目の前に来る
とき、建前だけの祈りでは真の平安はない。主と深い交わりのとき
を持とう。