2015年04月10日(金)

「この民があなたに言うとおりに、民の声を聞き入れよ。それはあなたを退けたのではなく、彼らを治めているこのわたしを退けたのであるから」Tサムエル8:7 


               
イスラエルの民は、サムエルに王を求めた。他の国民のように自分
たちも王が欲しいと。それは、主の御心ではなかった。しかし民が
「どうしても」と要求した時、主は、要求を聞き入れよと言われた。
それは、サムエルを退けたのではなく神を退けたのだと。主はサム
エルに彼らに厳しく警告し、王の権利を告げるようにと。

しかし、それでも民は、どうしても王が欲しいと言い張った。する
と主は、王を立てよと言われた。時に、自分が肉で計画した事がう
まく行く。思い通りに、画策通りになる時に、これは神が成功させ
て下さった、神が認めて下さったのだと思うが、それは大きな誤り
だ。何が何でも、どうしても行くという私たちに、自分の道を行く
事を、神が許されただけだ。

どれだけ警告しても、私たちが聞かない時、神は、願う通りの道を
行かせられる。そして、蒔いた種を刈り取らせられる。苦しい刈り
取りになる。しかし、その刈り取りを、尚も訓練とし、学ばせられ
る。主のあわれみはどこまでも尽きない。肉の思いを通すことが、
いかに愚かであるかを身をもって知る。

今、自分の道に行こうとしているなら、又、主に祈らずに進もうと
しているなら、立ち止まって祈ろう。方向変換して御霊に、御心に
従おう。自分の思いでなく、御心に従う事がどれほど祝福であり、
平安な喜びの道であるかを知る。周囲にも主を証しして行く事にな
る。
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自分の強い思いが最優先になり、祈らずに行動してしまうことがあ
る。私たちの王は主なる御神だ。主を退けて自分の道に行こうとし
ていないだろうか。