2002年05月11日(土)

「あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります」(マタイ6:34)

ある人が、年齢的に身体の限界を覚え、
退職を決意した。長い間祈っての結論
だったので、平安だった。神は決して
自分を捨てられないし、老後も養って
下さると信じた。事態が順風満帆に進
んでいて、何もかもがうまく行ってい
る時に神を信じるのは易しい。しかし、
物事が思い通りに行かず、又、大きな
問題、悩みに遭遇した時に、信仰が
試される。目に見えるところは真っ暗
だからだ。何の希望もないように見え
る。しかし、神は決して見捨てられる
事はない。今まで真実に導いて下さ
った神は、これから先も同様に真実
に導いて下さる。退職後、神に奉仕
する多くの新しい機会に恵まれた。
一日一日を生きる事、神に信頼し
て生きることを学ばせられている。
この一日、神の恵みは十分であり、
何の不安もない。明日の不安も無い。
神に信頼する事は、平安であり大
きな力だ。