2017年12月11日(月) 「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり・・」エレミヤ29:11
「わたしはあなたがたのために立てている計画をよく知っているからだ・・それはわざわいではなくて、平安を与える計画であり・・」エレミヤ29:11
イサクとリベカ夫婦に、双子が誕生するが、前もって「兄が弟に仕 える」との御心が示されていた。しかし、その御心に目を留める事 なく、イサクは、狩りをする兄エサウを偏愛した。、リベカはリベ カで、弟ヤコブを溺愛した。そして主のはっきりした、兄が弟に仕 えるとの、御心があるにもかかわらず、イサクは自分の思いでエサ ウを祝福しようとする。 するとリベカも信仰ではなく、自分の力で、夫をだまし、ヤコブに 祝福が来るように計らった。その結果、ヤコブが祝福を受け継いだ。 騙されたエサウは激怒で、ヤコブは家におれず逃亡するはめになっ た。家庭崩壊であり、各々が主を仰ぐ事なく、自分の欲を遂げよう とした結果だった。 夫婦間も、兄弟間もおかしい。ヤコブの家庭も同様だ。ヤコブは、 ヨセフを特別に可愛がり偏愛した。その結果、兄達は嫉妬でヨセフ を激しく憎んだ。そうすればこうなる。兄達は、ヨセフを異国へ売 り飛ばしてしまう。息子達は問題を起こし、ヤコブの二人の妻、レ アとラケルは激しく嫉妬し合い、ヤコブの家庭も機能不全家族だ。 家族が傷つけ合い、ぼろぼろだが、しかし、神は大きなご計画の中 に、彼らを導かれる。「地上のすべての民族はあなたとあなたの子 孫によって祝福される」とのアブラハムに誓った誓いを果たされる。 ヨセフは苦難の末、エジプトで総理大臣となり、一族が絶体絶命の 飢饉の中、一族の命を救う事となる。 人は罪を犯し、間違いをし、滅茶苦茶な歩みをする。しかし、神は 何もかもを働かせて益とされる。万事が益と働いて行く、何という 一方的な恵みだろう。失敗しても挫折しても、しっかりとこの所に 立ち見据えていよう。 ----------- 失敗は辛い経験だが、そこから学べることは多い。自分の限界を誰 よりも知っておられ、大きなご計画を持って導いてくださっている 神に信頼し成功よりも、もっと実りある失敗にしていこう。