2020年08月11日(火)

「彼らは集まって、モーセとアロンとに逆らい、彼らに言った『あなたがたは分を越えている。全会衆残らず聖なるものであって・・なぜ、あなたがたは、主の集会の上に立つのか』」民数記16:3



コラの反乱だ。コラとその共謀者達が、250人のイスラエルの人々と
共に、モーセとアロンの権威に反抗した。「なぜ集会の上に立つのか、
分を越えている」と。モーセはこれを聞いて、どうしたのか。モーセ
は民に対応せず、まず主のもとへ行き、主の御前にひれ伏し祈った。
そして結果的に、主ご自身がこの反逆に決着をつけられた。

地面が割れ、反逆する人々は飲み込まれた。主がさばきを下された。
その後、主は明白なしるしを与えられた。12部族にそれぞれ、1本
づつ杖を持たせ、神が選ぶ者の杖は芽を出すというものだった。す
るとアロンの杖が芽をふき、つぼみを出し、アーモンドの実を結ん
だ。主ご自身が民の不平を静められた。

私達もそれぞれに割り当てられた、分をわきまえる事は大切だ。主
が、今の場で、一人一人に与えられた分がある。それぞれの立場や
役割は主からのものだ。分を越えていたのは、コラや共謀した人々
の方であった。今いる場所で、立場、役割において他の人々への羨
望はないだろうか。自己憐憫はないだろうか。他の立場や役割への
不満や妬みは、恐ろしいそむきの罪へと増長して行く。

妬みから陰険で邪悪な行ないが生まれる。あなたを今の場に置かれ
たのは、主だ。「自分の領域を守らず、自分のおるべき所を捨てた」
のが悪魔だ。分をわきまえ、今の立場と役割を主からのもとと受け
入れよう。そして感謝しよう。主はその所で大いに祝福して、あな
たを用いられる。
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人に目が向いてしまう時、不満がある時は主に告げよう。主に励ま
され、今この立場は主から来ていると感謝して受け止めよう。既に
手にしている多くの恵みに気づける。自分自身を豊に生きていこう。