2020年10月11日(日)

「求めなさい。そうすれば与えられます。捜しなさい。そうすれば 見つかります。たたきなさい。そうすれば開かれます」マタイ6:7


主は私たちに「祈れ」と言われている。「求めよ。そうすれば与え
られる」と。そして私たちが祈る時、よく信号に例えられるが、三
つの答えが来る。一つ目は青信号で、ゴーサインで、祈った祈りが
その通りに答えられる。二つ目は、赤信号でストップだ。「ノー」
という答えだ。答えられていないのでなく、答えが「ノー」という
事だ。

パウロが「とげ」が与えられた時に、「去らせて下さるように」と
真剣に懸命に祈った。このとげが無い方が、よりスムーズに主に仕
える事ができ、宣教活動が出来る。しかし切なる願いに対する、主
からの答えは「ノー」だった。「わたしの力は、弱さのうちに完全
に現われる」からと。それがある方が、高ぶりから守られ、主の臨
在がずっと共にあると。そして主に拠りすがれると。

ダビデが、主に神殿建設を祈った時も、答えは「ノー」だった。ダ
ビデは戦いで多くの血を地に流して来たので、息子のソロモンが建
設すると。ダビデは「ノー」の答えを受け入れ、自分に出来る事を
した。多大なる金、銀、青銅、鉄、石材、木材・・石切工、様々な職
工、仕様書き・・あらゆる用意をし整えた。ダビデの信仰だった。

黄信号は「待ち望め」「祈り続けよ」のサインだ。私たちは待つ事
が非常に苦手で難しい。今すぐに結果が欲しい。しかし忍耐を学ば
せ、培うために、時に延々と祈り続ける課題が与えられる。何年か
かろうと、祈りを積み上げて行こう。主の時が来たなら、速やかに、
見事に答えて下さる。

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沢山の祈りが答えられ、沢山の「ノー」も経験して来た。はっきり
と「ノー」の答えもあり、ノーを通して、主のお心を知れる。叉、
祈り続けるが、微動だにしなかったものが、神の時が来ると、突然に
動き出し、成就するのを見る。とにかく祈りを続けて行こう。