2021年03月11日(木) 「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互い に人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」ピリピ2:3
「何事でも自己中心や虚栄からすることなく、へりくだって、互い に人を自分よりもすぐれた者と思いなさい」ピリピ2:3
中世は天動説だった。惑星の軌道が膨大に複雑で理解不能だったが、 コペルニクスが地動説を打ち立てた。天動説は、地球が中心で天体 の動きを見ていた。だから理解不能だった。しかし地動説は、地球 は、太陽の周囲を回る小惑星だ。地球が宇宙の中心なのではない。 そうすると、すっきりし説明がついた。私たちの霊的生活も同様だ。 世界の中心が自分で、自己を中心に置くと、次々と悩みとトラブル にぶち当たる。対人関係でもギクシャクし、問題が起きて、あちこ ちに頭をぶつける。自己中心から問題が起きている。周囲を思うよ うに動かそうとし、つまり自分の思い通りに生きたい。そこにまさ つが生じる。 そして問題が起きると相手が悪いと信じて疑わない。思い通りにな らない相手を責めて行き、あの人、この人さえいなければ、人生快 適なのにと。だが、自己中心からあらゆる問題が派生している。怒 りが沸く時、妬みが起きる時どうだろう。そこに高ぶり、利己心、 自己愛があり、そこから罪が生じて来る。 どうすれば良いのか。自己中心の自分を、主に明け渡して行く事だ。 キリストが心の王座に来て下さる時に、主のお心はどうなのか、何 を喜ばれるのか、主はこの事をどう判断されるのか。自分の思いを 通すのでなく、主を求めて行く。主を第一にして行く時に、御心に かなった歩みへと導かれる。そして心は御霊の喜びが来る。 ・・・・・・・・・・ 周囲とまさつが起きる時、自己中心ではないか、虚栄ではないかと 主の御前で、心を探っていただこう。御霊が心の奥に光を当てて気 づきを与えて下さる。悔い改めや、なすべき事を示して下さる。御 霊の示しに従おう。平安へと導かれる。