2021年11月10日(水) 「彼らはエジプトに下って行こうとするが、わたしの指示をあおご うとしない。パロの保護のもとに身を避け、エジプトの陰に隠れよ うとする」イザヤ30:2
「彼らはエジプトに下って行こうとするが、わたしの指示をあおご うとしない。パロの保護のもとに身を避け、エジプトの陰に隠れよ うとする」イザヤ30:2
ユダのヒゼキヤ王は、アッシリヤ軍のエルサレム包囲に対して、大 国エジプトに助けを求めようとした。主は「わたしによらず、わた しの霊によらず、罪に罪を増し加えている」と言われ、主に頼らず に、世のものに頼っていると。「わたしの指示を仰がず、パロの保 護に身を避け、その陰に隠れようとする」と言われた。 その結果は、侮辱と恥とそしりだと。救いの道は、肉の思いと方法 で動く事を止めて、「主に立ち返り、静かにすれば救われ、落ち着 いて、信頼すれば力を得る」と。主に立ち返り、主に信頼する事だ と。私たちも同様だ。問題が起きた時に、どうだろう。 主が飛んで、自分の力に、目に見えるものに頼ってしまうだろう か。 動き回らずに、落ち着いて、主に信頼し、主の導きを待ち望むこと だと。その時、主は必ず導きを下さる。「恵もうと待っておられ、 あわれもうと立ち上がる」方だ。主を待ち望む者は幸いだと。 しかし急いで焦っている時、祈る余裕も時間も無く、とにかくまず 対処しなければと、動いてしまうだろうか。気持ちが急いて、主を 仰がずに動いてしまう。しかし主を離れては私たちは何もする事が できない。実を結ぶことがないと言われている。大切な事は、主に 導かれることだ。 右に行くにも左に行くにも、あなたの耳は後ろから、「これが道 だ。 これに歩め。」と言う言葉を聞くと言われている。人生の重大な進 路だけでなく、右に行くにも左に行くにも導かれると。主に導きを 求めよう。導きの主は、これが道だ、これに歩めと導いて下さる。 -------- 窮地になると主に祈りながらもこの世の知恵も求めてしまう。そし て最も早い解決に心が動くが、落ち着いて主の御声を聞こう。主を 待ち望もう。勝利は主からくる。