2023年06月10日(土)

「私は今、あなたのしもべイスラエル人のために、昼も夜も御前に 祈り、私たちがあなたに対して犯した、イスラエル人の罪を告白 しています・・」ネヘミヤ1:6



ネヘミヤは、ハナニから、エルサレムの城壁が崩され、門は火で焼
き払われた状態である事を聞いた。その時、座して泣き、喪に服し、
断食して、祈った。悔い改めをし、祈る中で重荷が加えられ、4ヶ
月後に王の前に出た。しおれた悲しい顔で、王の方からネヘミヤに
尋ねた。心に悲しみがあるに違いないと。この時、ネヘミヤは、王
に率直に心の内を話した。

すると、王は「あなたは、何を願うのか」と。王はネヘミヤの重荷
を察した。そこでネヘミヤは、ユダの地へ送り、再建させて欲しい
と願った。王は願いを聞き入れ、快く送り出してくれた。ネヘミヤ
は、まずエルサレムの悲惨な現状を知った。私たちの信仰生活も同
様だ。まず目の前の問題を見せられ、重荷が与えられる。まず知ら
ない限り、重荷の持ちようがない。

そして具体的にそれを祈りに持って行く時、更に重荷が増し加えら
れる。ネヘミヤは重荷が増す中、何かをしたいと願った。するとそ
の願いは答えられ、主により、環境が目の前に次々と開かれて行っ
た。そしてすべての必要が備えられた。私達もまず現状を正しく認
識するところから重荷が生じ、祈りによって更にその重荷が増し加
えられ、具体的に行動するように導かれる。

あなたにも今、主が見せておられる状況があるだろうか。まずは、
それを祈りに持って行こう。祈りを積む中で、導きを与えられ、な
すべき事が示される。その御心に従うと、主の大きなみわざを見て
行く。

・・・・・・・・・
主は、私たちの内に志を与え、主が行なう力を与えられる。自分の
力ではない。主は、信仰生活で、崩れていて、再建すべき箇所をま
ず見せて下さる。重荷が与えられ、祈りが与えられ、行動する力を
与えて下さる。御霊の気づきが感謝だ。