2024年10月11日(金)

「人を恐れるとわなにかかる。しかし主に信頼する者は守られる」 箴言29:25



私たちは、新生した後も古い性質があり、どうしても人の目が気に
なる。気になって仕方が無い。良い人に見られたいし、嫌われたく
ない。救われる前はこの世の価値観で、ずっと人との比較で生きて
来た。他人との差異でしか自分を量れないからだ。人の目に自分が
どう映っているかが気になる。主の御目でなく、人の目に映る自分
を意識してしまう。

しかしそれは本当の自分ではなく、つくろい、演じている自分だ。
人によく見られようと、自分以上の自分に見せようとする。比較か
らは、必ず優越感と劣等感が生じる。又、比較から妬みが生じる。
自分がどうしても欲しいものを、持っている相手がいたらどうだろ
う。解決は、比較を止める事だ。

比較をしなければ、優越感や劣等感、妬みから守られる。まっすぐ
に主だけを見ておれたら、どんなに平安で幸いだろう。しかしそれ
が出来ない。だが、主が備えて下さった道がある。それは、比較す
る自分、演技する自分、背伸びをし、自分以上によく見せようとす
る自分、ごまかす自分、それらをまず主の御前にそのまま認める事
だ。

それが主の御前にへりくだる事だ。主に隠さず、自分の本当の姿を、
ありのまま主に告白する事だ。その時、主は受け止め、働いて下さ
る。人でなく、主を見上げるよう助けて下さる。主が導いて行って
下さる。人の目にがんじがらめの自分が、段々と変えられて行く。
自分でどうにも出来ない事を、主がみわざをし、自由にして下さる。
---------------
人目を気にして良い人のふりをしても、それは何処までも偽物だ。
主に認めて祈ろう。弱さのまま主は支えてくださる。主の御前を
正直に生きていきたい。主に明け渡していこう。