2024年11月10日(日)

「彼らはエジプトに下って行こうとするが、わたしの指示をあおごうと しない。パロの保護のもとに身を避け、エジプトの陰に隠れようとす る」イザヤ30:2



北王国を滅ぼしたアッシリヤが、南王国に侵攻して来た。その時、
ユダ王のヒゼキヤは、アッシリヤに対抗するために、何とエジプ
トと同盟を結んだ。エジプトの軍事力に頼ったのだ。主はそれを
「ああ。反逆の子ら」と言われた。はかりごとを巡らすが、主によら
ず、同盟を結ぶが、主の霊によらず、それは罪に罪を加えるばかり
だと。

エジプトへ行く事にも、主の指示を仰がず、パロに身を避けるとは、
と。私たちは、どうだろう。突如の悩み、問題、困難に出くわした時
に、パニックになってしまうだろうか。不安と思い煩いがどうにもな
らず、飲み込まれてしまう。とにかく、何とかしなくてはと、焦りでい
っぱいになる。よく考えもしないで、動いてしまうだろうか。

いつも、「まず祈れ」と学んでいるので、祈ろうとするのだが、心が
どうにもならない。心が立ち騒いでしまい、座しておらず、祈るのだ
が、不安でたまらない。目に見えない神に頼れず、目に見える。人
に頼ってしまう。悪魔は、恐れと不安、思い煩いをあおり立てて来
る。自分ではどうにもならない。祈りが対抗手段だ。まず。あるが
ままを主に祈ろう。

そのままの思い、状態、気持ちを主に持って行こう。心が騒ぎ、ど
うにもならない事を告げよう。必ず主が助けて下さる。「立ち返っ
て静かにすれば救われ、落ち着いて信頼すれば力を得る」と。こと
ごとくを告げ、祈り、落ち着かせて頂こう。主に信頼を寄せられる
よう、助けを求めて祈ろう。祈りは聞かれている。

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突如の事態が起きると、まさに、主の指示を仰がず、自分で思い
煩い、自分で不安になり、不安なので何とかしようと動き回って
しまう。目に見えるものに頼ろうとする。「わたしを呼べ」と、繰り
返し〃学ばされる。