2025年04月09日(水) 「私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、 同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください」 ピリピ2:2
「私の喜びが満たされるように、あなたがたは一致を保ち、 同じ愛の心を持ち、心を合わせ、志を一つにしてください」 ピリピ2:2
この世の会社組織や各種サークルやチーム等、一致のためにあらゆ る努力をする。交流を深めるために、親睦会や社員旅行や楽しい時 を作る。様々な企画を懸命に企てて、それは意思疎通、一致を作る ためだ。しかし、教会はそうではない。一致を造り出し、造り上げ るのではない。信じた一人一人には御霊が宿られていて、その御霊 により、すでに一致が与えられている。 造り出すのでなく、すでに与えられている一致を保てとの命令だ。 それを妨げるのが、古い罪の性質だ。つまり肉は、どこまでも自己 中心だ。自分の思いを遂げ、自分の栄光を求める。しかし誰もが、 自分の思いを主張して行くなら、容易に分裂分派が起きる。各々の 「自分の思い」「自分が誰よりも正しい」という、肉が砕かれて行 く時に、皆が御霊の一致を保てるようにされて行く。 フィラデルフィヤの教会で、兄弟愛が保たれていたのは、主の言葉 を重んじたからだ。「なぜなら、あなたには少しばかりの力があっ て、わたしのことばを守り」とあり、教会が御言葉を土台とし、第 一とし、御言葉に従って行く時には、そこに一致があり、教会には 愛と喜びと力があった。 皆が自分の思いを通して行くなら、各々の意見は十人十色で、全員 違う。不一致は火を見るより明らかだ。しかし皆が、自分の思いを 捨て、御言葉に立ち、御言葉に従う時、一致が保たれて行く。日々 の判断が、自分の肉の思いか、御霊の思いか、主を仰ぎ、導きを求 めて歩もう。 --------------- 自分の思いや考えはそれぞれにあるが、皆、主の思いやご意志を求 めて一致しようと祈っている。御霊の導きに従いますの態度でいた い。主の御心を実現していきたい。