2025年06月10日(火)

「すると、イエスは彼に言われた。『狐には穴があり、空の鳥には 巣があるが、人の子には枕する所もありません。』」ルカ9:58



三種類の人が出て来る。一人目は、主に「どこにでもついて行きま
す」と、全面的に従いたいと言った。しかし主は、狐には穴、空の
鳥には巣があるが、主には、安心して住める家さえ無いと言われた。
つまり厳しい苦労があり、大きな犠牲が伴う。喜びと同時に苦しみ
があり、覚悟が必要だと。中途半端な気持ちだと、こんなはずでは
なかったと、挫折してしまうと。

二人目は、「わたしについて来なさい」と主からの召しを受けたが、
ぐずぐずしている。従おうとは思うが、その前にあれをして〜と、
しかしこれは優柔不断であり、従う事の無期延期だ。ずるずると最
終的には従わずに終わる。御霊の示しに、即、従わずに、言い訳や
弁解をし、結局は従わない人々だ。三人目は、「あなたに従います」
と、主に従おうと、決心していた。

しかし前進しようとしながらも、後ろを振り返る人だ。捨てたつも
りのものに未練があり、後ろ髪を引かれ、きっぱりと断ち切れない。
その未練は、神の国にふさわしくないと言われた。捨てるべきもの
への執着が強く、どうしても断ち切れない。そうなら、最終的には
従えないまま終わってしまう。

主に従わせないよう、妨げて来る多くの誘惑、攻撃、かせがある。
背後にサタンが働いている。主から離そうと妨害して来る。ぐずぐ
ずしていると、様々な方面から誘惑と攻撃がある事を踏まえ、心を
定め、従えるように祈ろう。御心に従おうとする時、必ず、サタン
と肉の妨害が来る事を心していよう。
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従おうと決心して立ち上がると、すぐに他の事に気を取られてしま
う。従わせないようにと妨害が来ている。示された思いを心に留め
て、素直に従いたい。