2004年02月09日(月)

「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである」(Uコリント12:9)

 
 一人の婦人、二人の子供を育てながら、仕事も持っていた。
しかし、働く事は喜びがあり、懸命に働いた。家事も育児も懸命
に励んだ。しかし、ある時、過労で倒れてしまった。
回復するまで、十分休息を取らねばならなかった。子供達の世話
をすべて人に任せる必要が生じた。
じつはこれらが非常に辛い事であった。自分で出来ないという事
が彼女にとれば非常に苦しい事であった。自分が出来ない事を認
め、他の人に認めるるということは、心砕かれる事であった。
弱さを認めなければならなかった。しかし、自分の弱さを認める
時、神にすべてを委ねる中で、今まで経験した事のない安らぎを
味わった。