2001年03月11日(日)

「あなたは私の願いの声を聞かれました。私があなたに叫び求めたときに」詩編31:22

こんな実話がある。その日は彼の
結婚式であったのに、大嵐だった。
どしゃ降りで洪水となり、教会へ
向かう車は、浸水していた交差点
で、エンストしてしまった。通り
行く車を止めにかかったが、一台
の車が止まってくれたのは、ちょ
うど時間ギリギリだった。花婿は
ずぶ濡れで裸足で教会に走り込ん
だ。20分後、彼は教会の通路を
歩いていたが、まだ髪は濡れたま
まだった。ダビデを思い出す。危
機的状況を何度も経験した。状況
はどうにもならないように思えた。
しかし、最悪の時が結局はいつも
神をほめたたえる機会とされた。
何度も何度も信仰の試練によって
神の臨在と尽きない配慮とが証し
された。私達も天国へ行くまで試
練があるだろう。しかし、ちょう
ど良い時に、まさしく必要なもの
を神は与えて下さると確信できる。
最も暗い試練の時、神の夜明けが
やって来る。大きな試練の時、逆
巻く大波が押し寄せる時、いつも
キリスト、魂の隠れ家を見い出す
ことができる。